養正館武道とは
養正館武道とは、初代宗家・稔師範の精神および武道の真髄を継承し、同師範が培い育て上げてきた総合武道に、第二代宗家・拡雄師範が創始開発した「波動の原理」の術理をもって、より一層の深化と補完を加え、さらに発展的に統合した武道です。
現在では、柔道、合気道、剣道、空手などと並ぶ武道の1ジャンルとして、広く世界において認知されています。
養正館武道の術理面での理論的特色としては、「全ての武術は、実は一つのものである」。故に「あらゆる武術に連なっている共通の根幹を理解し、鍛錬する」ことによって、総合的に各種の武術を会得していくという点にあります。
「一は全て」「全ては一」なのです。いわば、根があり幹となり、幹は必ず多くの枝に連なり、葉を茂らせ大木となる理と、波動の原理および実技を共に修得していく武道です。
また、養正館武道を修得することは、その世界的な組織を活用して視野を広め、あらゆる国の人々と交流することによって人類一体和合の精神を育成し、各個人が、与えられ、生かされている命と使命を全うする道を明らかにするための,一手段でもあります。
養正館武道には、武道本来の課程とは別に、馬術課程、スポーツ課程、エアロビクス課程等があります。
養正館武道の創始は、望月拡雄師範が「波動の原理」の応用を考えついたことが出発点となっています。
音、光、熱、電気、波・・・エネルギーの形は、振幅だけが異なっていますが全て波によって伝達されます。この波動の仕組みを探求することによって、拡雄師範はその原理を人間の体に応用することを可能にしました。
そして究極的には、どうしたら腰を中心にした胴体からの力を、脚(足)や腕(手)に波動として伝えることができるか、また、どうしたらそれらの力を、断ち切ることができるかという方法を見いだし、得物にも応用拡大することに成功しました。
このことは、INSPのテストによって、「1点に対する衝撃力を増幅する方法として、非常に重要であること」が実証され、拡雄師範は「素手においても得物においても、それぞれの技に適用するシステム」を確立しました。
この発見は、武術や格闘技の全てに到達するための、望月拡雄師範すなわち養正館武道の、独特な指導法に大きな影響を与えました。
その理論は「短刀八法」の形を介して開発され、示されています。
指導の手段として裏付けられた、この「短刀八法」の形の最も興味深いところは、全ての武術(多くのスポーツも)は、実は「基本的には一つの動作によって成り立っている」ということを実証した点にあります。
「波」や「波動の原理」を使いこなすことができれば、結果として全ての武術やスポーツの技術的な型への適用や理解の手助けになります。
木の枝にたとえれば、枝葉の部分にあたる多くの武術を、同時に成し遂げることはできません。重要なことは、それぞれの枝は幹から枝へ枝から枝へと、適当な具合でしっかりと繋がっていることです。「幹」が要です。枝から幹が派生するのではなく、「幹」から枝葉が生じてくることが意義深いことなのです。
「養正館武道」の術理を要約すれば、「一は全てに通じている」「全ては一に帰結する」という言葉で表わされます。
「武術の鍵」であるその「根幹」を会得すること、このことこそが「望月拡雄師範」すなわち「養正館武道」の大望であり、目指していることなのです。
| コメント (0)
